自転車もボートも漕ぐデス

桜島の最高点(湯之平展望所)1000回(参る)目指しています

エベレスティング2

雨の中走り出す。毎日の湯之平クライムなら20分から22分で上り、下りまでいれて30分ほどだが28回繰り返すので250w以上踏まないように上る。しかも雨なので下りも遅くて往復40分以上かかる。7本毎に長めの休みを入れるつもりではじめた。1セット7本で5時間、完走まで20時間のトータルタイム、走行時間は18時間半くらいを予定していた。

3時スタートで最悪日を跨がないつもりだったがスタートが1時間遅れた。

最初の頃は緩斜面はアウターに入れ、スピードを上げて勢いをつけて勾配のある区間に入っていけた。

1セット7本目はほぼ予定通りの時間でクリアした。3本目くらいから明るくなってきて、天気も回復してきたが気温が上がってきて、水の消費が増えてきた。1セットのあとサイコンの充電しながらあくまきとバナナをおなかに入れる。

10本目はお昼前にクリア

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気温上昇とともにペースが落ちる。明るくなるまで一台の車ともすれ違わなかったが、9時過ぎたくらいから1時間に一台くらい車に会う。ほとんどが県外ナンバーだった、福岡がいちばん多くて関東、関西、遠いところでは札幌ナンバーもいた。

展望台閉鎖で車がほとんど通らないことで道を広く使えてだいぶ助かった。

午後になるとさらに気温が上昇して汗の量が半端なく、ポタポタではなく滝のように流れ落ちてきた。

そのせいで一度右目のコンタクトレンズが流れ落ちて、サングラスにひっつき危うく無くすところだった。

繰り返す同じ景色にもすっかり飽きてしまい、サイコンの距離と高度を見つめながら、俺はいったいなにをやってるんだとネガティブな思考に落ちたり、それでもだんだんと霧が晴れた景色に元気付けられ往復を重ねた。

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半分過ぎてから一段と暑く感じるようになり、さらに水の消費が増えた。それと同時に固形食が食べたくなくなり餅菓子には手が出なくなった。

それは想定内だったので、後半はバナナとジェル、ゼリーで補給を続けた。

その一方でサイコンの充電に時間をとられるようになり、3本毎に20分ほど充電するようになった。

30%以上になるまで充電しては走るを繰り返すようになった。降りて休むと乗りはじめがキツく、昼過ぎからは1キロ地点の急勾配で右脚が必ず攣るようになった。

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6時前にようやく20本、このペースでは今日のうちには終わりそうになかった。

つづく