自転車もボートも漕ぐデス

桜島の最高点(湯之平展望所)1000回(参る)目指しています

湯之平クライム707,708

年末の休みに入った12月29日に700参るを達成した。700本目は小池登山道を上り、18分55という自己ベストの記録だった。使用機材はエモンダ、これまでのベスト19分12はドマーネでたした記録で、エモンダではなかなかタイムが出ないと思っていたので意外な気がした。その後年明けの元日に1本だけ701本目を上り、2日に3本、5日から自転車通勤を再開し、2本、今日6日に2本と積み上げてきた。今日は息子の二十歳の集いの日で自分の二十歳の時を思い出しながら上った。昭和57年の1月15日この日が父が家に帰ってきた最後の日になった。当時父は肺がんで闘病中であったが、病名は家族にも知らされておらず、3月頃には退院できるものと思っていた。ただ帰りにバス停に見送りに行ったとき父の背中がとても小さく見えたことだけは覚えている。そのあと父は生きて家に帰ることはなく5か月後44歳の生涯を終えた。
いまや自分はその時の父の年齢を遥かに超えてしまったが、息子は今年二十歳を迎える。あのころどんな気持ちで父は自分を見ていたのだろうか。
 僕はもう少し長く生きて、彼の行く末をもうちょっとみていたい。などと思いながらいつもより時間をかけ、久しぶりの雨に濡れながら707と708本目を上り、山の神に祈りをささげた。

距離と参るを稼ぐ

月曜日は勤務が休みだが、桜島に渡り湯之平に上る。FESTIVE500期間中でもあるので、距離も稼ぎたいし700まであと20本なので参るも稼ぎたい。
そこで、ゴールデンウィークにやった10本クライムを敢行。距離は100km、参るは10増える。
参るのほうは全く個人的なマイルなので、どんなに貯まってもなんの特典もないし、得られるのは達成感という名の自己満足だけである。
休みなのでゆっくり起きたいところだが習慣で4時過ぎには目が覚め、それでもいつもよりのんびり朝の時間を過ごし、6時半のフェリーに乗るべく6時に家を出る。休日は1週間分のブロコッリ―やヨーグルトなどの買い物をするので自転車は車に積んで桜島の道の駅スタートにする。
乗り場に向かう途中で財布を忘れたことに気づき引き返し大幅なタイムロス。
次が7時なのでフェリーをやめて高速経由で行くことに。8時前にスタートできる時間に到着。
早速走り出す、結構寒い。防寒は長袖インナーに長袖ジャージ、防寒ジャケット下は起毛のロングビブ、ネックウォーマーにキャップ。
本数が多いので疲労がたまらないように斜度の緩い赤水を10本上る予定で。
1本目2本目くらいまではアップのつもりで、それ以降はある程度のペースといっても250w平均くらいで淡々と上る。
日が高くなっても気温はなかなか上らないし、下りでせっかく温まった身体も冷え切るを繰り返し、ただきついだけの修行になった。5本目だけ斜度のきつい小池側から上り少し踏んでみたがやっと21分台という感じ、動いてはいない。
最近の不摂生がたたり体重も増加しているので当たり前といえば当たり前である。昼頃には展望所に観光客が増え、車が多くなり、カーブで膨らんでくるので上りもくだりも気を遣う。
上でも人がわんさかいて、写真も撮りづらくなってくる。朝に走るのがやはりよい。10本上り終わって下りに入ったところでリアタイヤがまさかのパンク。
見てみるとケーシングに亀裂が入っている。チューブを替えても心配だが、パンクのまま走れないのでとりあえずチューブを入れ、パンクしたチューブを穴に当てて3気圧ほど空気を入れてそろそろ下る。なんとか無事に車までたどり着くヒヤッとしたが、毎日お参りしたご利益かもしれない。ありがたや。
10参るで690まで、距離は114㌔稼いだ。

今日からFESTIVE500が始まったのだが、上り続ける

今年もこの季節がやってくると年末を感じる。去年は子供の合格祈願のため、あちこちの神社をお参りするのに、自転車で行き距離を稼いだ。今年は湯之平700参りが目前なので、ヒルクライムを優先しそのあと距離を稼ぐ計画。
本日24日時点で700まであと20本、明日が休みもできるだけ数をこなし余裕をもって達成したい。
ということで今日から朝のクライムを1本増やし3本にした。
1本目は小池から、2本目、3本目は赤水から上る。
1本目上がった時にはまだ真っ暗で、しかも相当に冷え込んでいた。今日は昨日シマノのリコールから帰ってきたクランクのシェイクダウンも兼ねてドマーネで出撃、乗りなれたマシーンだし重いといわれるがよく進むと思う。
ただあまりに寒いので無理せず8割程度のパワーで、それでも出勤の時間には間に合うくらいには踏んで上った。
678,679,680でおしまい。

680

湯之平クライム676,677本目

12月21日曇
4時20分起床、起床後ゆで卵を作るため鍋を火にかけ、ビタミン剤と整腸剤を摂取。卵の出来上がりを待ちながらバックランジ20を3セット。そうするうちに洗濯終了のお知らせ。その前にキャド10のチェーンにオイルを注す。昨日帰りに少し雨に降られたのでシャリ感があって嫌な感じだったので。
洗濯ものを干し、着替えて家を出る5時半ちょうど。昨日の朝発見できなかったサイコンは車のドリンクホルダーに入っていたので今日は時間の確認も走りながらできる。フェリーにも余裕をもって乗り込んだ。6時20分到着、昨日に増して今朝は冷える。
 いつものように1本目は小池から、手前から勢いをつけて行きたかったが信号停止、信号からやや強めに踏んで神社を過ぎ坂へ。1キロ過ぎまではアウターに掛けて15K/hを維持しながら上り、斜度が上がるところからインナーに落とす。250wを維持しながら最後まで。21分10秒、昨日より1分以上速かった。昨日はメーター無の感覚で走り楽な走りだったので比較はできなけいど。展望台はまだ暗く、風が強かった。身体が冷え切る前に赤水に下る。

676

赤水へのくだりは、いつもに増して風が冷たく、特に足先が痛いくらいに冷え切った。当然2本目の最初は身体が動くはずもなくゆるゆるな感じでスタート。
それでもインナー×9速である程度の負荷がかかるようなギアで上る。
最後の方は少し踏んで頂上へ。上ってみると山にはうっすらと雪が積もっていた。どおりで冷えるはずだ、あんまり寒いと上りはいいが下りが寒すぎてまた上に行こうという気が失せる。

湯之平クライム674、675本目

いつものように4時過ぎに起床、新聞を取りに行きながら天気のチェック。
路面は濡れているが雨は降っていない、雲が多く星は見えていないが降りそうな感じはしないので、ローラーから自転車を取り外しリアホイールを嵌める。
洗濯ものを干したあと朝食のオートミールを食べて、出かける準備をする。
朝いつも何かがないのだが、今朝はサイコンが見つからない。昨日はローラーだったので使ったのは間違いないがそのあとどこに置いたか全然記憶にない。家の中、車の中さんざん探したが見つからない。そのうち家を出るタイムリミットが迫ってくる。
仕方がないのでサイコンは諦めてスマホのアプリでログを取ることにする。
ただ、いつもサイコンの時計で6時のフェリーに間に合うように踏んでいたので、それがないと全く感覚頼みになる。しかもいつもより5分くらい遅い出撃となってしまった。
港まで10キロ弱、少しの上りとあとは下りなのでだいたい20分くらいだが出港の5分前には着きたいところだが、家を出る時すでに5時35分を過ぎていた。
暗い中、まあまあ踏んで何とか3分前に乗船し、桜島へ向かう。デッキ上の椅子に座っていてもそこまで寒さを感じない。しかし、桜島に着いても全然明るくならない。
フェリーを降りて、小池の上り口に向かう。先週の土曜日以来の登坂だがあんまり気合も入っておらず、最初からインナーに落とし淡々と上る。最近は21分台でクリアすることが多かったが、体感通り遅く22分半かかっていた。

674本

上ってもまだ明るくならず、ライトを点灯したまま赤水方向に下る。
上った直後は寒さを感じなかったが、下るとさすがに冷えて下りきったころには身体がコチコチになっていた。
当然のごとく2本目は、上り始めから身体が動かずひたすら低い負荷で回すのみ。
タイムも全然わからないが、遅いことだけは間違いなく、それでもスピードを上げることなく頂上まで26分もかけて上る。
2本目でようやく明るくなってきた、曇り空のせいもあり寒々としたそらが見えていた。あと10日で25本、700までいけるかどうか。

675

湯之平クライム

本日12月19日現在637回の登頂、第1回が2019年4月19日なので4年と半での記録ということになる。ただ今年のはじめが360だったので2024年だけで300回以上上ったことになる。年内に700を達成したいと思っているので、年末のFESTIVE500もクライムで稼ぎたい。
 はじめは早く異動したいという願掛けから始まり、次に息子の合格祈願と祈りの内容は変わってきて、今やただ生きていることに感謝しながら上る日々になっている。
2本の登山路は、どちらも普通に上れば僕の脚で20~23分、最近は小池からと赤水からと1本ずつ計2本出勤前に上っている。自分の中ではトレーニングというより日課、むしろ行のようなもんである。自分の身体との対話、自然との対話を楽しみながらに日上る。1000を目指してはいるが、達成してもやっぱり次は1001上るんだろうな。

ツールドおきなわ2023オープン140 ゴールまで

15人ほどいた集団も天仁屋以降のアップダウンでだんだん人数を減らし、カヌチャを上るころには10人もいなくなった。それでも羽地への平坦は40キロ前後で進行し最後の番越関門へと向かう。羽地の上りでも集団は崩壊せず僕が先頭に出てペーシングし、トンネルまで1本牽きする。最後の関門も閉鎖時間の20分以上前に通過し、この後転ばない限り完走できる。ピークを越え残すは下りと平坦になった。ピークを超えるところで「最後までみんなで行きましょう。」の声がかかり、安全に行きましょうと応える。
一列になって名護市街地に向けての坂を下り、オリオンビールの工場前を過ぎると国道58号に出る。ゴールまではあとわずかだ、さすがに皆さん最後はスプリントを始める、僕はその様子を後ろで眺めながら、2019年以来のゴールをくぐった。
ゴール後、一緒にはしった皆さんにお礼を述べてお互いの健闘をたたえ合った。
4時間28分、去年悔しい思いをした分感慨もひとしおであった。
エモンダが自分に合わないから、去年は完走できなかったんじゃないかと考えたりもしたが結局は自分自身の問題だったことに気付いた。
来年どうするかは、まだわからないが沖縄を走ることだけは間違いないのでまたマスターズにエントリーするか、今回のようにスタート時間のアドバンテージを得るためにオープンにするかしばらく考えようと思った。
 完走できたのは、家族をはじめ練習に参加させていただいた方々、いつも応援してくれるT美さん、Y田さん本当にありがとうございました。
○使用機材等
マシン  トレック エモンダSL7 56㎝
     コンポ  アルテグラDi2 12速 ディスクブレーキモデル
          クランクのみデュラ(インナーバロック)52×36 パワメ付(シマノ
          スプロケ12~34
          ペダル タイムエスプレッソ10
      ホイール シマノC36TL チューブは前TPU、後ろは普通のブチル
サイコン  ガーミン530
ヘルメット OGKカブトゼナード
サングラス OGKカブトのやつ
ウェア   サンボルト マグロワンピース
      アンダーアーマー長袖インナー
      靴下 シマノSPHYソックス
      グローブ ボントレガーのパッドの厚いやつ
シューズ  シマノSPHY R9
キャップ  モンベルサイクルキャップ

補給食など
ボトル 750㎖×2本 1本目CCD、トップスピードを溶かしたやつ
           2本目パラチノース100gとBCCA50g溶かしたやつ
ソフトフラスク マグオン、メダリストコーヒー味など
ジェルボトル2本 モルテン、アミノサウルス
固形物     スポーツ羊羹4本ココア味、エネ餅甘酒味1(羊羹は1つ余らす)
そのほか    ツーランとコムレケアをトップチューブに張り付ける。(不使用)
        スタート前にカフェイン剤を飲む、バームウォーターとアミノバイタル   
        も飲む。
途中の補給はダム補給所で水1本500㎖のみ。

補給は練習したかいがあった、補給は大事。一定時間ごとに補給をしたのでエネルギー不足を感じることはなかった。日常的に補給をする習慣を身につけておくべきだと思った。