日本縦断自転車旅DAY2 延岡〜今治
4月17日 日曜日 晴
3時起床
疲れのせいか夜中に目が覚めて、朝まで眠れない。
1時半から出発まで横にはなっていたが、眠ることなく3時過ぎに起き出し、出発の準備を始め、4時に宿をあとにしました。
まだ暗い中、国道10号を臼杵市を目指して走りだします。8時台のフェリーに乗りたいので、20km/h平均で走れば間に合う距離です。
しかし、宗太郎越えと臼杵市への山道があり油断は禁物です。宗太郎はまだ20代の頃、夕方暗くなる頃走ったことがあります。記憶とはいい加減なもので、かなり上るはずと思っていましたがあっけなく越え明るくなる頃には大分県に入りました。
宗太郎を越え佐伯市に入ったとこまではよかったのですが、ナビに従い進むと宮崎方向に進んでしまい何度も同じ道を行ったり来たり。再度止まって検索、県道といいながらかなり細い筋を山のほうへ進むのが正解とわかる。なかなかの斜度の道を不安に思いながら上りダムを過ぎ、さらに上っていきます。
ようやく下り、長い下りを降りると津久見市。そこからもう一度上って下り、ようやく臼杵。しかし佐伯でのタイムロスが響いて、港に着くと8時50分発はこちらに船尾を向け、四国へ去って行きました。次は11時台なので2時間ぐらいあります。
売店もまだ開いていないし、近くにコンビニもありません。待合室の自販機でカップ麺を買って朝ごはんにします。計画より20kmほど余計に走って先が思いやられます。
11時20分のフェリーに乗り、九州を後にします。旅が始まったのを実感した瞬間でした。
フェリーでは、ちゃんぽんを食べてすぐ横になりました。睡眠不足だったせいもあり、1時間くらい寝ることができました。
14時前に八幡浜に入港、海沿いを今治を目指して走ります。100キロ以上の走行なので明るいうちに着くのは難しそうです。
愛媛県のドライバーは自転車に大変優しく、狭い道路や街中でも危険を感じることは全くありませんでした。
松山までの道は海岸沿いを走ることもあり、アップダウンの連続でかなり脚を削られます。
肱川の河口。
肱川や最近しばしば取り上げられている下灘駅を通過して、5時ごろにようやく松山市に。
松山から再び海沿いに出て今治へ、途中で瀬戸内海に沈む夕陽を眺めながら一息ついて、ラストスパートです。すっかり暗くなった19時30分、宿に到着。泊まったホテルはサイクリストに優しい宿と言う通り部屋に入れられたり、ロビーにはラックとフレンチバルバ用の空気入れがありました。
到着後は洗濯と買い出し、まだまだ固形物が食べられる体調です。
まだ2日ですが、全体の5分の1くらいの距離を走ったことになります。